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2024.08.05

体験型社会課題ワークショップ「エシカル体験会」実施レポート

2024年7月24日、社会課題を身近に感じてもらうためのワークショップ「エシカル体験会」を開催し、西大和学園中学校・高等学校の生徒38人が参加しました。


エシカル体験会とは

世界で起こっている様々な社会課題そしてそれを解決するための行動・選択・思想を表すエシカル。エシカル体験会とは、最近耳にするようになったけれどよくわからない「社会課題・エシカル」を体験し、「社会課題・エシカル」に対して自分なりの意見を見つけるワークショップです。


内容

今回は限られた時間の中でたくさんの視点(社会課題・商品・作り手の存在)を知り体験することを目的とし、カルタとビンゴを組み合わせたゲームを行いました。

ルールは簡単です。
社会課題を解決している商品の説明文が書かれている読み札と、社会課題を解決している商品の写真が載っている絵札があります。



まずは絵札をチームの中央に広げます。



次に読み札と一致する絵札を取ります。



自分のビンゴカードの番号の中に獲得できた絵札の番号があれば印をつけます。
これを繰り返し行い、一列印が揃った人はビンゴの景品がもらえます。




今回のエシカル体験会は、廃棄されてしまうおからからグラノーラやクッキーなどの食品を製造・販売しているブランド「OKARAT」様から商品をご提供していただき運営致しました。
ビンゴになった生徒にはOKARATパーフェクトグラノーラをプレゼントしました。



大事にしている考え

「エシカル体験会」で大事にしているポイントは、自分なりの意見を見つけるワークショップという点です。
説明を聞くだけでは得られない自分だけの感想・意見が得られるように、絵札を取った後には実際に商品を手に取ってもらい見た目・質感・使いやすさを体験してもらいました。
今回は人数・時間の都合によりマイストローや食品系はみんなで体験・実食することが難しく、手触りや見た目で違いを感じることができる商品をセレクト。
紙はバナナ・お米・野菜・ゾウのフンから作られた4種類の製品を、レザーは牛皮とりんごでできたヴィーガンレザーの2種類、そして車の廃材で作られたバックパックや見た目が可愛い商品を用意しました。
違う素材でできた紙を触った時には
「これは使いやすそう」「これは可愛いね」「手触りがいいね」など説明を聞くだけでは得られない自分だけの意見を得られていました。



今後の取り組み

今後「エシカル体験会」は、社会課題に取り組んでいる様々なブランドとともに内容を増やしていきます。フードロス・動物保護・海洋汚染などの社会課題テーマ別、1コマだけの単発や1学期間の長期実施も可能です。社会課題・エシカルがテーマの授業設計でお困りのことがあれば気軽にご相談ください。


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